≪32≫日新草笛町内会 「くさぶえの街」町内会歌も

≪32≫日新草笛町内会 「くさぶえの街」町内会歌も
ふれあいサロンなどで交流する地域住民(提供)=2020年11月

 1971年5月発足の糸井北町第1町内会が前身。当時市内に進出したアルミニウム総合メーカー日本軽金属の社宅が現在の日新町地区に建てられ89年、人口増などを背景に同町内会が発展的解消を遂げ、日新草笛町内会が誕生した。

 同町で暮らした歌人で元苫小牧短歌協会の会長、故宮口良朔が作詞した町内会歌「くさぶえの街」が92年8月に誕生している珍しい町内。3番まであり、登校する子どもたちや働き盛りの大人の心情、老いてもずっと暮らしていて良かった―といった実感が歌われており、地域住民の精神的な支柱になっている。

 活動では、夏のラジオ体操、七夕、古里祭り、冬にはクリスマス会や新年交礼会など行事を欠かさない。また、役員や地域住民有志らによる自主防犯パトロールや町内清掃、高齢者間交流の場であるふれあいサロン活動にも力を入れる。

 ■次回(6月2日)は新開明野元町町内会です。

メ モ

▽1989年6月創立

▽加入世帯数390世帯(3月末現在)、 加入率約81・9%

▽谷岡裕司会長

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