サッカーソフトテニス 高体連室支部予選始まる

1回戦〔苫高専―鵡川〕4点目のゴールを決める苫高専のDF吉野(右)=25日、市緑ケ丘公園サッカー場

 全国高校総合体育大会サッカー競技北海道予選会室蘭支部予選会と第71回全国高校ソフトテニス選手権大会北海道予選会室蘭支部予選大会は25日、各会場で開幕した。サッカーは28日、ソフトテニスは27日まで競技が行われ、全道大会出場権を懸けた熱戦を繰り広げる。

開幕戦 苫高専 鵡川に圧勝
サッカー
 サッカーは苫小牧地区サッカー協会と北海道高校体育連盟室蘭支部主催。28日まで苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場でトーナメント戦が行われる。19チームがエントリーしていたが、学校事情で登別明日と静内、静内農業・えりも・白老東、登別青嶺の4チームが出場を辞退した。
 第1日の25日は、1回戦1試合が行われ、苫小牧高専が鵡川に4―1で圧勝した。第2日の26日は2回戦6試合が行われる予定。
 決勝は28日に行われる。上位3チームは6月15日に小樽市で開幕する全道大会の切符を手にする。
 ▽1回戦
苫小牧高専4-1鵡川

チーム一丸で1点もぎ取る
鵡川
 試合終了まで諦めないひたむきなプレーを見せた鵡川イレブン。苫小牧高専に1―4で敗れたが、チームが一丸となって食らい付いて1点をもぎ取った。
 鵡川は13人のメンバー中6人が高校からサッカーを始めた初心者。経験者がバックラインを務め守りを固めた。野月監督は「一つのチャンスを物にするための布陣だった」と明かす。
 そのチャンスを後半に実らせた。MF坪井が放ったフリーキックはGKの手からこぼれゴールネットを揺らした。試合の2、3日前の練習をセットプレーに費やしたといい、「練習の成果が実った」(DF中川主将)。
 鵡川は7月に京都府で開かれるフットサルの全国大会に出場予定。大舞台に向けて練習に励む意気込みで中川主将は「全国大会で一つでも多く勝てるように諦めないプレーをしたい」と抱負を語った。

団体戦スタート
ソフトテニス
 ソフトテニスは北海道高校体育連盟室蘭支部、苫小牧ソフトテニス連盟が主催。市緑ケ丘公園庭球場で男女別の団体戦と個人戦のトーナメント戦が展開される。第1日の25日は、男女別の団体戦決勝リーグ1回戦が行われた。
 団体戦は男子16校、女子15校が出場。男子4校、女子3校が学校事情により出場辞退した。個人戦は男子83ペア、女子65ペアが出場し、トーナメント戦を展開する。
 第2日の26日は、男女別の団体戦決勝が行われる。個人戦は男女のベスト32が出そろう。最終日の27日は男女の個人戦決勝が行われる。

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