1924年に苫小牧を訪れた宮沢賢治の足跡をたどる「賢治ウォーク」が22日に行われ、市民ら10人が市中心部を約1キロ歩いて賢治ゆかりの場所に思いをはせた。
宮沢賢治は花巻農学校の教師時代、修学旅行の引率者として苫小牧を訪問。詩集「春と修羅」第2集には、王子製紙苫小牧工場の明かりや牧場など、当時の情景を読んだ詩「牛」が収められている。
イベントは「賢治の道を歩く会」(田中弘美代表)が、賢治の訪れた5月21日に合わせて毎年実施。参加者はJR苫小牧駅南口をスタートし、宿泊先の旅館「富士館」跡地や、歩道に埋め込まれた詩「牛」「海鳴り」のプレートなどのガイドを受けながら、旭町に建つ「牛」詩碑まで歩いた。詩碑の前では、シンガーソングライター・かんばやしまなぶさんが、詩をメロディーに乗せたオリジナルソングを披露した。
光洋町から参加した会社員の内田克之さん(48)は「実際に歩いてみることで、初めて知る場所もあった。当時の市街地の面影を感じることができた」と話していた。
















