白老町は、白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で今年夏から秋にかけて、地域振興を目指したイベントを展開する。アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業1周年を記念した7月のイベントを皮切りにスタートし、食や文化など地域資源を広く発信する。
観光インフォメーションセンターを核としたポロトミンタラは、JR白老駅の北側に町が整備した観光振興拠点。町は昨年、ウポポイが開業した7月から10月にかけて、毎週土日曜日と祝日に「しらおいポロトミンタラフェスティバル2020」と銘打ったイベントを開催した。
町は今年もポロトミンタラを会場にしたイベントの開催を企画。ウポポイの開業1周年を記念し、7月17、18両日に予定する催しを皮切りに、9月ごろまで月に1~2回程度、イベントを開く予定だ。
昨年は、地元特産の白老牛肉を提供する「ミニ牛肉まつり」、フリーマーケット、音楽祭などさまざな内容のイベントを展開。ウポポイ見学などで白老を訪れた人たちや地元住民らを楽しませた。今年も新型コロナウイルスの感染対策を徹底したイベントを繰り広げ、白老の豊かな食や観光資源をPRする考えだ。

















