新ひだか町三石本桐の円昌寺（小笹良祐住職）の境内の前庭でエゾヤマツツジが見頃を迎えている。大きく鮮やかなピンクの花が人々の目を楽しませている。

　同寺は１８９７年の創立で、約１２０年の歴史を持つ。前庭には樹齢７０～８０年のものを中心に２００本以上のツツジが植えられ、名所となっている。

　今年は２５日ごろに咲き始め、今は七分咲き。６月上旬まで楽しめるという。小笹住職は「平年より早めに咲いた。みんながコロナ禍で外出自粛など窮屈な生活をしており、きれいなツツジを見て、心を癒やしてもらえたら」と観覧を勧めていた。

　同寺の裏山では、巡路約３キロの新四国八十八カ所の地蔵巡りもできる。