登別市の「のぼりべつクマ牧場」で、1月に誕生した雌の子グマの名前が「ピリカ」に決まった。
子グマは1月17日に雄のショースケ(8歳)と雌のラッキー(6歳)の間に生まれ、同牧場が4月末に一般公開を始めた。名前は5月にかけて来園者から募り、寄せられた名の数々を飼育員らが審査。アイヌ語で「美しい」を意味するピリカに決めた。
ピリカはすくすくと育ち、愛嬌(あいきょう)を振りまく姿に飼育員も目を細めている。同牧場は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、20日までの予定で休園しているが、「再開した際には、大きくなった姿を多くの人に見ていただければ」と言う。

















