10月1日に朗読劇公演「動機」 女性2人による短編会話劇、かんばやしさんも演奏で参加

10月1日に朗読劇公演「動機」 女性2人による短編会話劇、かんばやしさんも演奏で参加
10月に予定される公演の打ち合わせする(左から)かんばやしさん、堀さん、五十嵐さん

 苫小牧市王子町の私設文学館「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」で10月1日午後7時から、朗読劇公演「動機」(同館主催)が行われる。女性2人が登場する短編の会話劇。新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、館長の丸山伸也さん(69)は「基本的な対策徹底を大前提に公演を実現させたい」と意気込む。

 「動機」は、フランスの劇作家ギィ・フォワシィ(88)による1971年の短編。裕福、妙齢な婦人と彼女に軟禁された庶民の女性の会話劇で、その動機がテーマという。

 出演するのは、札幌市在住の元北海道テレビ(HTB)ディレクターで朗読家の五十嵐いおりさん(57)と、フリーの舞台女優堀きよ美さん(51)。苫小牧市在住のミュージシャンかんばやしまなぶさん(45)のアコースティックギターによる生演奏が、舞台に花を添える。

 かんばやしさんは「曲作りはこれから。2人の読み合わせた内容を録音し、聞きながらイメージを膨らませたい」と話す。

 長引くコロナ禍で活動が制限される中、スピーチ講座のオンラインサロン立ち上げなど新たな活動を模索していた五十嵐さんは今年3月に世界館を通じて堀さんを知り、意気投合。2人でできる作品を―と堀さんが6年前に演じた経験がある「動機」を選んだ。

 5月29日には、台本の読み合わせとスケジュールの打ち合わせを実施。堀さんは「作品の背景に垣間見える時代の閉塞(へいそく)感は、現代を取り巻くそれに似ている」とし「現実と向き合い、希望を見出してもらえるような内容を届けたい」と語る。五十嵐さんは「朗読家と女優という2人の違い、持ち味を生かし合い、高め合える舞台にできたら」と意気込んでいる。

 公演の準備はコロナの感染状況を見極めながら進めていくが8月をめどにポスターを公表、9月にも最終リハーサルを予定している。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る