苫小牧市が風疹への備えとして、市から届くクーポンを利用した抗体検査や予防接種を呼び掛けている。風疹の公的な予防接種を受ける機会がなかった世代(1962年4月2日~79年4月1日生まれ)の男性が対象。妊娠早期の妊婦に感染させると、出生児に心疾患、難聴、白内障などが生じる先天性風疹症候群になる可能性があり、担当者は「家族や生まれてくる命を守るためにも受検を」と話す。
風疹はウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、飛沫(ひまつ)で感染する。国が風疹まん延を防止するため、予防接種法に基づき2019年度からクーポン券を配布しており、今年が最終年度となる。市内の対象者は約2万500人で19年度は1618人、20年度は1735人が抗体検査を受けている。
市は今年4月、まだ検査を受けていない約1万7000人に無料クーポンを送付。22年度から有料となるため、リーフレットを同封したり、市内の事業所へ呼び掛けたりして、検査と接種を勧奨していく。
抗体検査は市内32医療機関か、特定健診の際に併せて実施する。実施機関は市のホームページで確認でき、事前に連絡して抗体検査を受けたい旨を伝えて予約する。職場健診と併せて実施することも可能で、検査を希望する場合は、勤務先の健康診断担当者から実施が可能かどうか確認する。クーポン券の再発行を希望する場合は市の健康支援課へ。問い合わせは同課 電話0144(32)6407。
















