道議会の保健福祉委員会が1日開かれ、新型コロナウイルスに感染し、札幌市内で自宅療養中の5人が5月に亡くなった問題が取り上げられた。宿泊療養施設の稼働率が20%を下回る中、委員からは「低稼働にもかかわらず、自宅待機者が亡くなったことに齟齬(そご)を感じる」などと指摘、宿泊療養施設の運用方法の改善を求める意見が相次いだ。
道保健福祉部の説明によると、宿泊療養施設内のウイルスの生存期間や消毒の効果、感染の危険性を考慮し、清掃はフロア単位で実施。療養者退出後に消毒や清掃に一定の時間を要すため、稼働率100%の運用は困難で、清掃時間を考慮した上で各保健所からの入所要望の調整を行っている。稼働率を上げるため、「現在、清掃・消毒終了の期間短縮を委託業者と調整中」という。
5月30日現在、感染症患者の受け入れ病床数は道央圏が1039床、道北圏は302床、道南圏187床、十勝圏125床、オホーツク圏126床、釧路根室圏は202床の合計1981床を確保し、1092人が入院。使用率は55%。
宿泊療養施設は道内六つの3次医療圏に11カ所で計2395室を確保。道央圏は1500室に248人が入所し、稼働率17%にとどまり、全体でも2395室に334人が入所し稼働率14%となっている。
















