道が1日に公表した2020年国勢調査(昨年10月1日時点)の速報値によると、苫小牧市の人口は前回調査(15年)比2503人減の17万234人となった。国勢調査では初の人口減だった前回をさらに下回ったが、減少率は胆振管内最小の1・4%。管内合計は1万9077人減の38万2678人で、全11市町が前回より減らした。
苫小牧市の内訳は、男性が前回調査比1・2%減の8万3561人、女性は同1・7%減の8万6673人。世帯数の増加傾向は変わらず、同2・2%増の7万9994世帯。全道人口順位は前回より1ランクアップの4位で、5位の帯広市より3544人多い。
市政策推進課は住民基本台帳上で13年11月をピークに右肩下がりに転じ、前回調査より減少幅が拡大していることを警戒。「転出より転入が多い社会増の年もあったが、出生数を死亡数が上回る自然減が毎年続いている」とし、今後の人口減対策に力を込める。
18年9月の胆振東部地震で被災した3町は胆振管内でも高い減少率。むかわ町は946人減の7650人で管内最大の減少率だが「地震の年は転出超過が激しかった」と振り返り「最近は子育て支援や産業振興など、人口減少対策も少しずつ実を結び、減少幅が縮小している」と説明する。
安平町は805人減の7343人で「子育てしやすいまちをアピールしているが、他との差別化に苦労している」と明かす。厚真町は399人減の4439人で「厚幌ダムが完成し、建設作業員の転出もあった。地震前に続いていた社会増を目指し、復旧復興を進めている」と強調。白老町は1515人減の1万6225人で「ウポポイ(民族共生象徴空間)のスタッフ転入もあり、人口減は少し抑えられている」と話す。
















