厚真町は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う今後の町内イベントや学校行事の開催の見込みについて、2日に開かれた町議会の全員協議会で説明した。
今月14日に組んでいた東京五輪の聖火リレーは、緊急事態宣言延長により道の判断で中止。19、20両日に予定していた町内一大イベント「あつま田舎まつり」は、同まつり実行委員会が10月に延期する方向で調整する。5月末に行うはずだった「森林再生・林業復興に係るシンポジウム」は、緊急事態宣言の発令により7月に延期となった。
また、8月に予定している町民体育祭「集まリンピック」は、今月開催の定例教育委員会で可否を決定する。同月下旬の戦没者追悼式、9月の敬老会は現時点では実施予定だが、今後の状況を見極めて判断するとしている。
学校の運動会・体育大会は、小学1校が当初の予定を延期したが、すでに実施した学校も含め、規模を縮小することで「十分に感染症対策を講じることできる」とし、予定通り行う方向。修学旅行は中学1校が4月に訪問地を変更してすでに実施しており、小中合わせた2校は7月に延期。小学1校は感染症対策を講じた上で当初の9月に計画している。

















