前線を伴った低気圧が日本海側から近づき、本道を通過した影響で、東胆振は4日、強い風雨に見舞われた。気象庁は同日未明、苫小牧市など1市4町の陸上部に暴風警報を発令した。室蘭地方気象台は大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に警戒するよう呼び掛けている。
気象台によると、厚真で午前11時に6月観測史上最大の風速15・1メートルを記録。厚真町によると、強風で街路樹が倒れるなどの被害が町内各地で発生したが人畜被害はなかった。苫小牧は同10時34分に風速14・4メートル、むかわ町鵡川では同11時に13・9メートルを観測した。
雷を伴う激しい雨で4日午前11時20分までの24時間降水量は白老町森野102・5ミリ、同町白老26ミリ、苫小牧市19・5ミリ、安平町21ミリ、厚真町17ミリ、むかわ町穂別21ミリ、同町鵡川11・5ミリに達した。
1市4町の各教育委員会は3日、全小中学校計60校を4日に臨時休校すると発表した。
苫小牧市危機管理室は警報発令と同時に消防など関係部署と「情報連絡体制」を敷き、迅速に避難所を開設できるように備えた。市下水道計画課は事故などに備えて同課の職員全員が2班4人体制で市内を巡回し、警戒に当たった。
室蘭建設管理部は4日午前10時から、道道樽前錦岡線の丸山ゲート(市丸山1002)―錦岡ゲート(市錦岡482)の15・8キロ区間を倒木の恐れがあるとして通行止めにした。解除日は未定。迂回(うかい)路は国道276号。
気象台によると、5日の東胆振は晴れ時々曇りの予報。
















