空き家解体助成10日受け付け開始 現状を調査、危険度の高い家優先 苫小牧市

空き家解体助成10日受け付け開始 現状を調査、危険度の高い家優先 苫小牧市

 苫小牧市は10日から24日まで、空き家の解体費用の一部を支援する「空家等解体補助金」の申し込みを受け付ける。3年目の今年度は予算枠を超える申請があった場合、職員による空き家の現地調査を徹底し、状態の悪い空き家を優先的に補助することに決めた。

 1件当たり50万円を上限に、工事費の2分の1を補助する。申請できるのは空き家の所有者か相続人で、前年の所得額が220万円以下―などの条件を満たした人。空き家の対象は1981年5月31日以前に市内で建築された個人所有の居住用建物(共同住宅は除く)で、抵当権など所有権以外の権利が付いていたり、解体に関わる別の補助金を使っていたりすると対象から除外される。工事内容は▽敷地内のすべての建物を取り除き、更地にする▽請負業者は市内に本店、支店または営業所がある▽解体後、本人および3親等以内の親族が建物を建築しないこと―も条件となる。

 今回から、申請を受けた空き家は事前に職員が現地調査し、1軒ずつ老朽度合いを評価する。事業予算は総額300万円で、6件程度の補助を想定している。

 市市民生活課によると、市内の空き家は今年3月末調査で1122件に上り、状態が悪くて最も低い判定の空き家は20件に上った。担当者は「毎年度、申請が予算を上回り、抽選で該当者を絞っていた。今回から、危険度の高い空き家の解体を優先するよう改めた」と説明している。問い合わせなどは同課 電話0144(32)6303。

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