安平町は、「起業創業」と「移住」を連動させた新たな事業として「Ｆａｎｆａｒｅあびら起業家カレッジ」を今年度からスタートさせる。皮切りとなるオンラインによるイベント（説明会）を１３日に開催するに当たり、町内で起業、または事業展開を検討する人を対象に参加者を募集している。居住地は町内外を問わない。

　まちなかのにぎわい創出と移住定住を図ると同時に、町内での起業・創業を支援していく取り組み。人口減少や少子高齢化の進行に伴い、各分野で担い手・後継者不足が進んでいる地域課題に向き合い、将来に向けて持続可能な活力あるまちづくりを進める。

　当日の説明会は午後６時から。町やカレッジの概要について紹介するほか、地域の課題などを共有する。実際に町内で事業展開した人や町とゆかりがある人によるトークセッションでは、安平町を選択した理由や町の魅力、今後の展望などを語ってもらう予定だ。定員は５０人ほどで参加は無料。申し込みは、専用のフォーム（ｈｔｔｐ://ｆ-ａｂｉｒａｎｉｇｈｔｏｎｌｉｎｅ.ｐｅａｔｉｘ.ｃｏｍ/）。

　起業家カレッジでは、町内での現地調査、情報収集などを含めたビジネス合宿、起業プランのプレゼンテーションを計画。その後、起業者、起業希望者を手厚くフォローアップし、「長い期間をかけて、町との関係性をつくっていきたい」と話している。

　問い合わせは、町政策推進課　電話０１４５（２２）２７５１、電子メール＝ｍ-ｓｕｉｓｈｉｎ@ｔｏｗｎ.ａｂｉｒａ.ｌｇ.ｊｐ＝。