医療介護連携センター 在宅医療ハンドブック作成、対応事例や制度・報酬も紹介

医療介護連携センター 在宅医療ハンドブック作成、対応事例や制度・報酬も紹介
在宅医療の全体像が分かるハンドブック

 在宅医療への理解を広げよう―と、とまこまい医療介護連携センターは、医療従事者向けのハンドブックを作成した。在宅医療と往診の違いや知っておきたい制度、診療報酬などを紹介。実際に在宅医療に従事している苫小牧市内の医師らのインタビューも掲載している。

 在宅医療は医師だけでなく、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、ケアマネジャー、ホームヘルパーなど多職種が連携し、定期的に患者宅などを訪問。患者の治療やケアをチームで担う。市内では約10医療機関が訪問診療、往診に取り組んでいる。

 ハンドブックはA4判、カラー50ページ。医師や訪問看護師らのインタビューでは、緊急対応が困難な場合も仲間の在宅医や訪問看護師との連携で対処可能であることなどが語られている。往診かばんの中身も紹介している。

 市医師会の会員や関係機関など約300機関・団体に配布した。

 編集に携わった市医師会の堀田哲也理事は「在宅医療は地域包括ケアシステムにおける大きな柱の一つだが、態勢が十分に整っているとは言い難い」とし、さらなる推進の必要性を説く。

 とまこまい医療介護連携センターは2017年4月、地域の医療、介護サービスの連携、推進に向けた調整や相談に対応する拠点として市医師会館(旭町)内に開設。運営主体は今年4月、市保健センターから市医師会に代わった。コロナ下で、高齢者施設や病院での面会が困難となる中、同センターには「自宅で療養させたい」「終末期を在宅でみとりたい」といった相談が増えているという。

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