農業の仲間入り13人 新規就農者の激励会 JAとまこまい広域

農業の仲間入り13人 新規就農者の激励会 JAとまこまい広域
セレモニーで激励状を受ける新規就農者

 とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域)は8日、厚真町の本所で2021年度新規就農者の激励会を開いた。新たに営農を始めた6人を含め、4支所の13人が農業の仲間入りを果たした。

 今年度新たに就農したのは、厚真支所7人、早来支所2人、追分支所2人、穂別支所2人。就農形態は新規参入が6人、Uターン4人、新規学卒2人、その他が1人となっており、同農協による03年度以降の新規就農者は合計で174人となった。

 激励会には10人が出席し、JAグループ北海道・全国共済農業協同組合連合会(全共連)からの激励状を贈呈。JAとまこまい広域の宮田広幸組合長は「農業人口が減少の一途をたどる中、大いに歓迎している」とあいさつし、「地域にとって農業は基幹産業。地域、北海道の農業の発展に寄与し、活躍していただきたい」と期待を寄せた。

 この後、新規就農者一人ひとりが自己紹介を兼ねて抱負を述べた。新規学卒で就農した早来支所の金川航大さん(22)は「一日も早く一人前の酪農家になり、地域に貢献していきたい」と決意表明し、新たに参入した厚真支所の濱島孝徳さん(46)は「カボチャ農家として地域の方に認められるように、自立した農家として頑張っていく」と意欲を示した。

 穂別支所の石崎真平さん(22)は「常に新しい知識、技術を身に付け、楽しい農業を展開していきたい」と思いを語った。

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