久恵比寿 日本語学校の設立計画、特定技能取得の外国人を受け入れ、日常会話や専門用語学ぶ

久恵比寿 日本語学校の設立計画、特定技能取得の外国人を受け入れ、日常会話や専門用語学ぶ
日本語学校設立を目指す畑中社長

 回転ずし店「クリッパー」などを展開する久恵比寿(本社苫小牧市)が、市内で日本語学校の設立を目指している。定員60人で、2019年4月に創設された在留資格・特定技能を取得したインドネシアやベトナム、フィリピンなどからの外国人を受け入れる。国への申請後、2022年10月~23年4月の開校を目指す。

 同社によると、校名は「HISAE日本語学校北海道とまこまい校」。計画では日本語教師2人を講師に迎え、1~2年間で日常会話のほか、業種ごとの専門用語も教える。

 建設業や自動車製造業など希望する業界への就職を支援し、市民と触れ合う機会も設ける考え。

 市内でも生産年齢人口が減少傾向にある中、外国人労働者向けの教育機関立ち上げの必要性を感じ、19年から日本語学校の設立に向けて動いていたという畑中稔社長は「地域色を出した学校にしたい」と意気込む。

 新型コロナウイルスの影響で外国人の入国は制限されているが、インドネシア、フィリピンなどの送り出し機関とオンラインで調整中。今後、準備作業を本格化させ、9月をめどに法務省や文部科学省に事業申請をする予定だ。

 同社はすでに、板前として店舗ですしを振る舞うフィリピン人や、中国、ベトナム出身のスタッフを抱えており、畑中社長は「多文化共生の時代。日本語学校を通じて外国人がもっと日本を好きになり、市民と尊重し合えるようになれば」と願う。

 文化庁の日本語教育実態調査によると、日本語教育実施機関・施設は1990年度に821機関・施設だったのが、2019年度には3倍超の2542機関・施設に上っている。

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