苫小牧市錦西町の北洋大学(奥村訓代学長)は2022年度、日本語教師養成講座を始める計画だ。開講すれば胆振、日高では初。今秋をめどに実施の届け出を文化庁に提出する方針だ。
日本語を母語としない外国人や留学生に文法や発音、文化などを教える日本語教師。文化庁に届け出、受理された最低420単位時間(1単位時間は45時間以上)の講座を受講すると、国内外で日本語を教えられる修了証が授与される。
講座は同庁が掲げる「標準的な教育内容」の指針に沿って、「多文化共生」や「教授法」など50科目から教育課程を編成。奥村学長によると、留学生や難民、外国人技能者など誰を対象に、どのような日本語教師を養成したいかで、各実施校のカリキュラムに特色が出るという。
同大は、海外で日本語を教える人や国内で外国人実習生に日本語を教える人材を養成したい考えで、交流協定を結ぶ大学への留学など100単位時間以上の実習を組み込む想定。計500単位時間ほどのカリキュラムを計画している。
奥村学長は「国際交流と日本語教師養成は表裏一体。留学すると必ずと言っていいほど、現地の外国人から日本語を教えてほしいと言われる」と指摘。「北洋大は語学のほか公共政策や観光文化といったカリキュラムも備わっている。日本語教師はさまざまな分野で役立つはず」と述べた。
同大には日本語教員養成を専門分野とする奥村学長含め、指導可能な教授や講師が6人ほどいる。今後、具体的にカリキュラムや担当教員を決め、申請書を提出する。
道内で日本語教師養成を行う大学は札幌大、藤女子大、北海学園大、北海道教育大の4校。
















