市内公園に「ヒマワリおじさん」 移動型フリースクール活動、居合わせた子どもと遊ぶ

市内公園に「ヒマワリおじさん」 移動型フリースクール活動、居合わせた子どもと遊ぶ
小学生とボール遊びをする「ヒマワリおじさん」こと畠山さん(左)

 花のかぶり物をし、居合わせた子どもたちと鬼ごっこなどをして遊ぶ「ヒマワリおじさん」が苫小牧市内の公園に現れ、静かな話題となっている。最初は遠巻きに見ていた子どもたちも全力で遊びに付き合ってくれる姿に心を許し、最後は一緒になって汗だくで走り回っている。

 「ヒマワリおじさん」は市内日新町で学習塾を経営する傍ら、不登校の子どもたちに多様な学びの機会を提供しているNPO法人子ども総合支援ネットワークの代表、畠山俊彦さん(46)。同法人のワンボックスカーを使った「移動型フリースクール」活動の一環で、5月下旬から市内各地の公園を巡っている。

 公園に居合わせた子どもたちに自然と親しんだり、元気に体を動かしたりする機会を提供する移動型フリースクールは、子どもたちにとって身近な公園が安心して自身を解放できる場として定着することを願って開始。「顔を覚えてもらいたい」という思いもあり、ヒマワリのかぶり物をトレードマークにした。

 活動場所は事前告知せず、訪れた公園に居合わせた子どもと遊ぶのが基本スタイル。今月1日は澄川小学校横の澄川公園に登場した。下校後、いつものように公園へやって来た子どもたちの前にヒマワリおじさんが姿を見せると、子どもたちは「何しに来たの?」と興味津々。畠山さんの誘いで鬼ごっこやかくれんぼ、ドッジボール、竹とんぼを楽しんでいた。

 活動を始めて一番強く感じているのは「子どもたちが大人との関わりに飢えているということ」と畠山さん。「体験の中から何かを学ぶ機会が新型コロナウイルスの影響で本当に少なくなっている。不思議なおじさんと全力で遊ぶ中でも、子どもたちはたくさんのことを学んでいる」と話す。

 ヒマワリおじさんは、毎週火曜、木曜に活動中。

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