10日の東胆振各地で気温上昇 穂別で真夏日、苫小牧は20.1度、市美術博物館では古書の乾燥作業

10日の東胆振各地で気温上昇 穂別で真夏日、苫小牧は20.1度、市美術博物館では古書の乾燥作業
古書類を日に当て乾燥させる学芸員=10日、苫小牧市美術博物館

 東胆振は10日、上空に真夏並みの暖気が流れ込んだ影響で、各地で気温が上昇した。むかわ町穂別で午後2時37分に真夏日の30.9度を記録するなど、6観測地点中3地点で今年の最高気温を更新。苫小牧市も午後3時25分に7月上旬並みの20.1度まで上がり、市美術博物館では、所蔵の古書類を乾燥させる保存作業が行われた。

 室蘭地方気象台によると、同日は厚真で27・6度(午後1時10分)、白老町森野で27・2度(同2時3分)とそれぞれ夏日を観測。むかわ町鵡川は22・1度(同3時4分)、白老町白老も19・2度(同5時30分)まで気温が上昇した。

 穂別、厚真、森野については今年の最高を更新し、6月としては最も高い気温となった。

 美術博物館は国の緊急事態宣言発令を受け、20日まで休館中だが、学芸員らは野鳥の調査や所蔵品の整理などに取り組んでいる。晴れ間が広がった9、10両日は計90冊の古書を天日干し。天保年間から昭和初期までの辞書類や実用書、教科書を湿気による害から守る作業だ。

 歴史担当学芸員の小杉宇海さん(26)は「休館中ではあるが、次の企画の準備や資料保存に追われる毎日」と笑顔。9月には和とじ本を作るワークショップも計画中で「感染状況が一日も早く収まることを願っている」と話した。

 気象台によると、道内の厳しい暑さは同日をピークにいったん下り坂となる見通しだが、苫小牧の11日の正午までの最高気温は、21・4度(午前10時48分)となっている。

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