家庭や企業などで余った食品を集め、必要な人に提供している「フードバンクとまこまい」は今月、団体に登録しているひとり親世帯に食品を届ける新たな支援活動を始める。新型コロナウイルス禍に苦しむひとり親世帯を食の面からサポートする試み。食品の提供を希望する市民からの申し込みを受け付けている。
同団体はNPO法人ワーカーズコープの有志が中心となって運営。食品ロスの削減と生活困窮者支援を目的に、企業などから寄せられた食品を必要としている人に分配している。昨年6月には、コロナのあおりを受けるひとり親に特化した新たな支援活動に着手。月1回程度、苫小牧市光洋町の事務所で食品配布イベントを重ねてきた。
今回は同団体に登録する約100世帯のひとり親世帯にスタッフが手分けをして食品を配る。菓子やレトルト食品、飲料、防災食などをセットにして戸別に届けるという。配布期間は14~18日を予定。新規登録を随時、受け付けている。
担当者は「子育て中の親の中には、生活に一生懸命なあまり、社会的に孤立してしまう人も少なくない」と指摘。「社会との接点を持つという観点からもフードバンクを気軽に利用してほしい」と呼び掛ける。
同団体では7月にも配布事業を計画。新型コロナの感染状況にもよるが、衣類や文房具なども提供するイベントを予定している。
食品の提供希望者や、取り組みに関する問い合わせは同事務局 携帯電話080(3089)3856。
















