地域資源を生かしたい 「勇払街おこし協議会」設立 海岸清掃から活動スタート

地域資源を生かしたい 「勇払街おこし協議会」設立 海岸清掃から活動スタート
勇払の砂浜で、ごみ拾いをした勇払街おこし協議会

 苫小牧市勇払地区の住民が中心となり、まちづくり団体「勇払街おこし協議会」を立ち上げた。最初の活動として、勇払の魅力の一つの砂浜の清掃活動に取り組んだ。今後も過疎化が進む同地区の活性化に向け、地域資源を生かしたイベントの開催を計画している。

 勇払の海岸で5月30日、大人や子どもたちもごみ拾いに精を出す光景が広がった。会場に受付用ブースを設け、消毒液を置くなど感染対策に努めた上で約80人が参加した。勇払在住の整備士、芦原武法さん(35)は家族と一緒に足を運び、「生まれ育った勇払が寂しくなっていくのが気掛かりで何か協力したいと思って来た」と活動に賛同する。

 同協議会会長の小原亘さん(42)も勇払が地元。約1年前にUターンして同地区でラーメン店「三春商店」を始めたが、活気を失っていく古里をなんとかしたい―と常連客らと話すうち、自ら行動することを決めた。声掛けは地元住民にとどまらず、勇払の事業所で働く人や常連客にも広げ「できるだけ多くの人に勇払に関心を持ってもらわないと駄目だと思った」と小原さん。5月8日に発足式を行い、会員数は現在、市内外の約140人にまで増えた。

 勇払前浜のごみの散乱が気になり、最初の活動にごみ拾いを選んだ。「コロナ禍だからこそ、外で距離を取り、子どもたちが遊べる場所をつくりたかった」との思いも明かす。ごみ拾いは定期的に続け、拾う範囲も広げる予定。さらに砂浜の他、マリーナ、パラグライダーができる空と魅力的な地域資源を生かして、ビアガーデンや子どもたちが参加できるクルージングなども検討している。

 小原さんは「勇払小学校の今年の入学者は2人で、人口減が深刻。たくさんの人たちの力を借り、勇払をなんとか盛り上げたい」と力を込めた。問い合わせは同協議会事務局 電話0144(56)3210。

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