新冠町在住の道展会員、遠藤佳代子さん(65)の油彩画作品展が20日まで、苫小牧市表町の喫茶プロムナードで開かれている。花や山林風景を描いた半具象画9点が並ぶ。
1955年、静内町(現新ひだか町)生まれ。北海道女子短期大学工芸美術科日本画専攻卒。80年ごろ二紀会会員で全道展会員だった故大友一夫さんに油彩を、道展会員の斎藤洋子さんから水彩を学んだ。
同店では2003年から隔年ペースで作品展を開催。柔らかい色彩を輪郭で引き締めて描いた新作を発表している。
「自分なりに美しいと思うものを形にしており、具象や抽象というカテゴリにこだわりはない」と遠藤さん。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち着かない中、「(絵の観賞で)少しでも穏やかなひとときを過ごしてもらえたら」と話す。
午前10時~午後6時(最終日は同4時まで)。日曜は午後1時から同5時まで。

















