川崎近海汽船(東京)は13日、苫小牧港・西港で新造船「シルバーブリーズ」(8900トン)の船内を報道関係者に公開した。苫小牧―八戸間のフェリー航路で今月6日にラストクルーズを終えた「べにりあ」(6558トン)の代替船。16日の八戸午後5時30分発苫小牧翌午前1時30分着の便から、運航が開始される。
同船は、べにりあより大型の全長145メートル、全幅23メートル。需要の高まりやプライバシーへの配慮から個室を増やし、旅客定員は50人少ない400人とした。
船内は緑と木のテイストが基調。開放的なエントランスや窓から船外を眺めることができる休憩スペース、1等ペット同伴室の外にはドッグランスペースも設置した。トラックドライバーに疲れた体と心を休めてもらおうと、ドライバー室(全78室)は完全個室化。物流業界を力強くサポートするため、冷凍機付きトラックに欠かせない冷凍車用電源設備も充実させた。
岡田悦明フェリー部長は「乗船客が安心して利用できるよう、個室化に力を入れた。感染症が拡大して厳しい状況にあるが、物流を滞らせないよう安全運航に努めていきたい」と語った。
















