苫小牧市と千歳市にまたがる樽前山(1041メートル)の山開きが12日、樽前山7合目ヒュッテ(苫小牧市錦岡)で行われた。登山シーズン本格化を前に、苫小牧観光協会の主催で実施している安全祈願。例年は外輪山にある樽前山神社奥宮まで出向くが、この日はあいにくの雨天で急きょ、ヒュッテで行われた。
山開きに合わせて行われた神事には、神職や登山客ら9人が参加。山の平穏や登山者の安全、まちの発展、新型コロナウイルス禍の1日も早い終息などを願った。祝詞を読み上げた同神社の禰宜(ねぎ)、鎌田孝幸さん(50)は「山の雨が伏流水となって、まちに恵みをもたらすことを願った」と話した。
夫婦で毎年、参列している市内啓北町の会社員和田研人さん(32)は「今年は朝から雨で残念だが、これも良い思い出になる」と笑顔。ヒュッテの6代目管理人、鈴木統さん(69)は「樽前山は初心者にも登りやすいが、登るときよりも下りる方が大変。けがのない安全な登山を心掛けてほしい」と語った。
















