白老町議会定例会6月会議は17日、一般質問を続行した。吉谷一孝氏(いぶき)、森哲也氏(共産)、広地紀彰氏(いぶき)が登壇し、地球温暖化対策や地域活性化の施策などについて町の姿勢をただした。
吉谷氏は、少子化で中学校運動部の活動維持が難しくなっている状況を取り上げ、対策を求めた。安藤尚志教育長は「中学運動部の活動は体力、技術の向上を図るばかりでなく、生徒の多様な学びの場として教育的意義が大きい」とし、「指導・運営の体制構築や地域全体で支える環境整備を進めたい」と述べた。
森氏は、地球温暖化対策の推進について質問。戸田安彦町長は「役場庁舎内での温暖化対策計画に基づいて温室効果ガス削減の取り組みを進めている。今後、町全体で対策を進める環境整備が課題と捉えている」との考えを示した。
広地氏は、経済界からも開設を望む声が出ている道の駅の設置について、町の考えを質問。戸田町長は「道の駅は地域の食や観光などの情報発信、にぎわい創出の場でもあり、以前から必要性を感じているところ。既存施設の道の駅化の実現可能性など調査検討を進めたい」と述べた。
今定例会の一般質問は17日で全て終了した。

















