札幌市東区の市街地で18日に住民がヒグマに襲われたことを受け、苫小牧市は今月に入ってヒグマの目撃が相次いでいる市内高丘の国道276号沿いで、単独でのサイクリングやウオーキングを控えるよう市民に呼び掛ける啓発活動を実施した。市によると今年度、市内でヒグマによる人畜被害は確認されていない。
市や苫小牧署などによると、9日午前3時55分ごろと午後2時10分ごろ、15日午後9時15分ごろ、17日午前8時ごろに市内高丘や丸山の国道276号で通り掛かりのドライバーが体長2メートルのヒグマ1頭を目撃している。朝や日没後に遭遇するケースが目立っており、市環境生活課の武田涼一課長は「特に朝夕は入林を控えてほしい」と訴える。
18日は市職員が、高丘の国道沿いを走る支笏湖サイクリングロードの利用者に啓発チラシを配ったほか、ホームページとSNS(インターネット交流サイト)のフェイスブック、LINEの各公式ページ、ヒグマ出没情報の看板を更新。「クマを目撃したら警察に通報を」などと呼び掛けた。
武田課長は「入林する際にはヒグマを驚かせないよう鈴や携帯ラジオなどを鳴らし、自分の存在を知らせてほしい」と話している。
















