小規模貨物を苫小牧港でまとめ、海外へ海上輸送を行う「小口混載コンテナ輸送支援事業」が、2021年度もスタートした。食品加工品を積んだ第1便が20日に苫小牧港・東港を出港し、香港へ向かった。事業者を支援する苫小牧港利用促進協議会は、道産食材の輸出拡大に期待している。
第1便は栗林商会(室蘭市)が実施。冷凍スープカレーの素が入った段ボール190個(2710キロ)を20フィートコンテナに積み込み、韓国を経由して香港に届けられる。同社は「小口混載の問い合わせは年々増えている。課題もあるが、調整しながら対応したい」としている。
同事業は温度管理可能な冷凍、冷蔵(リーファー)コンテナ使用の輸送を支援するため、19年度に始まった。同協議会が事業者を公募し、最大500万円を補助する。今年度の事業者に苫小牧埠頭(シンガポール向け)とナラサキスタックス(台湾向け)、栗林商会(香港向け)を選んだ。
事業を活用した輸送は19年度が28回だったが、20年度は14回に半減した。新型コロナウイルスの感染拡大による物産展の中止や外食控えなどが考えられるという。担当者は「他社も荷物が集まり次第事業を活用する。少しでも道産品の輸出を促したい」と話した。
















