男子・青翔 、女子・早来に栄冠―中体連ソフトテニス

男子団体決勝〔青翔―啓北〕軽快な動きでラリーを繰り広げる山形・柴田組=19日、市緑ケ丘公園庭球場

 第10回東胆振中学校夏季ソフトテニス競技大会最終日は19日、苫小牧市緑ケ丘公園庭球場で男女の団体戦トーナメントが行われた。男子の青翔、女子の早来がそれぞれ優勝した。
 優勝2チームの他、男子の啓北、和光、ウトナイ、女子の白老、光洋、啓北がそれぞれ胆振大会(7月3、4両日、伊達市)に進出する。
 【男子】
 ▽決勝 青翔2―0啓北▽準決勝 青翔2―0和光、啓北2―0ウトナイ
 【女子】
 ▽決勝 早来2―1白老▽準決勝 早来2―1光洋、白老2―1啓北

―男子団体V青翔、完全勝利でタイトル奪取
男子の部は、青翔が初戦から1セットも落とすことなくタイトルをつかんだ。大会初日の個人戦で1位、2位を独占した啓北との決勝も、4―3の接戦の末第2セットを奪った池田(3年)・栗原(同)組の活躍もあり快勝。池田監督は「落ち着いて戦ってくれた」と目を細めた。
 日ごろから「練習は試合のように、試合は練習のように」(監督)とのチーム方針を基に、今大会制覇に向け技術向上に励んできた。「意識して戦えた」と山形主将(3年)は胸を張る。
 3年生の引退が懸かる胆振大会では「緊張すると思うが、思いっ切り戦いたい」と山形主将は意気込んでいた。

―女子団体V早来、気持ち切り替え接戦制す
 女子の早来が、白老との決勝を接戦の末に制した。互いに1セットずつを取り迎えた最終第3セットに、宅美・高橋組の2年生コンビが相手上級生ペアを4―1で下した。13日の個人戦で優勝した山下(2年)・中田(3年)組に続く2冠。山崎主将(3年)は「ペア同士で声を掛け合いながらプレーできていた。練習の成果が発揮できた」と話す。
 第2セットを奪われて追い付かれた際は「少し焦った」と言うが、すぐさまメンバー全員が気持ちを切り替えることができたのは大きかった。
 新型コロナウイルスの影響で中止になった昨年度を除いて、2年連続で道大会に出場している強豪校。「自分たちも出場できるように、胆振大会も頑張りたい」と主将は意気込んだ。

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