厚真町議会は22日、臨時会を開いた。町は新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチン接種終了までの間、町内の認定こども園や小中学校、高齢者・障害者施設に勤務する職員に抗原検査を行うための経費を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算を専決処分し、承認された。
町によると、抗原検査を定期的に実施することで職場での感染リスク軽減を図るのが狙い。対象は町内の認定こども園、小中学校、放課後児童クラブ、高齢者・障害者施設の新規採用職員の計170人で原則2週間に1回検査する。
また、福祉施設の新規入所者や新規採用職員にPCR検査を行う場合の費用の一部補助、今月4日に発生した暴風による学校プール施設の修繕費も計上し、今年度一般会計予算に1200万円を追加した。
議案審議では、上厚真小学校の登下校に使う町道の改良舗装工事の請負契約など2件を原案通り可決。完成は11月末を予定している。

















