新千歳A、B駐車場来月リニューアル 相互通行可能に 料金改定 無料1時間に延長

新千歳A、B駐車場来月リニューアル 相互通行可能に 料金改定 無料1時間に延長
リニューアル工事が進む新千歳空港のA駐車場

 北海道エアポート(HAP)は管理・運営する新千歳空港のA、B両駐車場(計4247台)をリニューアルし、7月から新料金体系と新サービスを始める。利便性の向上と安全対策の強化が狙いで、無料時間の延長と駐車場内の相互通行化が目玉。利便性アップにより駐車場利用を促し、国内線ターミナルビル構内道路の混雑解消につなげる。一方で土・日曜、祝日は値上げし、全体で増収につなげる方針だ。

 7月1日から駐車場の無料時間を、現在の入庫から最初の30分を同1時間に延長する。ターミナルビル内の対象店で3000円以上買い物すれば、さらに1時間無料とする新たなサービスも始める。従来のエンタメ施設利用で3時間無料サービスは変わらない。

 一方、現在の駐車料金は全て同一で、基本料金が1時間150円(入庫直後は料金を抑える緩和時間あり)だったが、土・日曜日と祝日は50円値上げして200円とし、24時間最大料金も400円増の1600円に改定する。無料時間を延長しても、繁忙期の収入増が上回る見込みだ。

 また、A、B駐車場はそれぞれ独立していたが、場内で相互通行できるよう改修する。両駐車場を結ぶ一方通行路を1本ずつ設け、歩行者や車両が安全に通行できるよう歩行帯や案内表示などを整備する。精算機は電子マネー決済を導入し、現在20台の更新工事を進めている。総事業費は約1億6000万円。

 同ビルの構内道路は混雑解消が課題だった。2019年9月から一般車両は降車のみを認め、乗車する際は両駐車場などの使用を求めてきた。しかし、実際には構内道路で送迎する車両が後を絶たず、HAPも誘導員を配置するなど対策を強めていた。

 HAPは「新たな駐車場サービスを導入することで、一般送迎車両を駐車場に誘導できたら」と期待。一方、観光や買い物目的などの利用が多い土日祝日の値上げに踏み切ることに「事故防止策の強化などに役立てていきたい」と理解を求めている。

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