衆院選へ臨戦態勢 伊東会長と逢坂代表続投 自民、立憲道連 新役員体制を決定

記者会見した自民党道連の新執行部。左から冨原幹事長、伊東会長、高橋会長代行、喜多会長代行=26日、札幌パークホテル

 自民党道連(会長・伊東良孝衆院議員)と立憲民主党道連(代表・逢坂誠二衆院議員)は26日、札幌市内でそれぞれ会合を開き、新年度活動方針と任期満了に伴う改選で新役員体制を決めた。自民は伊東会長、立憲は逢坂代表が続投し、両党とも、10月までに行われる衆院選へ向けて臨戦態勢を敷いて全力を傾注する姿勢。前回(2017年10月)の道内小選挙区は、自民・公明の与党が7勝、野党の立憲が5勝とほぼ互角。今回も今後、調整が本格化する野党共闘の動き次第で、各選挙区とも激戦に拍車が掛かりそうだ。

 ■自民党道連

 新型コロナウイルス対策として開催を見送った定期大会に代わり、役員拡大会議を開催。伊東会長のほか、高橋はるみ会長代行(参院議員)も続投。2人目の会長代行に喜多龍一道議、幹事長に冨原亮道議をそれぞれ新任した。高橋氏は、近く立ち上げる衆院選の選対本部長も兼務する予定だ。

 活動方針では、今年に入り迷走を続けた会長人事について「組織の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈した」と反省。「党内融和を図り、道民から信頼される新しい自民党道連を再構築しなればならない」とし、組織の根幹となる道連規約の見直しに向けて「あらゆる角度から検討を進める」ことを掲げた。また、前回は1議席にとどまった来年7月の参院選道選挙区(定数3)については、2議席奪取へ向け候補者選考を進める方針を確認した。

 終了後、会見した伊東会長は「迫る衆院選へ向けた体制をしっかり構築したい」と強調し、来年の参院選も含め「二つの選挙で勝利することが、道連として一番大きな目標」と説明。この日の会合までに規約改正をめぐり「さまざまな議論があったが、今回すっきりした形で提案し、了承を得た。新しいこれからの道連運営を模索していきたい」と抱負を述べた。

 ■立憲民主党道連

 コロナ対策で道内各支部とオンラインで結び、代議員らが札幌会場に出席した定期大会を開催した。逢坂代表のほか、梶谷大志幹事長(道議)を再任し、代表代行に勝部賢志参院議員、選対委員長に稲村久男道議を新任。政務調査委員長は沖田清志道議が続投する。

 活動方針では、自公政権の「おごり・緩み・国民とのズレ体質と厳しく対決する」ことを掲げた。次期衆院選の野党共闘に関しては「自公政権の暴走を止めるため、他党との選挙協力を追求するとともに、市民団体などとの協力体制を築く」とした。また、衆院選の北海道の重点政策として▽自立した北海道を目指す▽格差・貧困を解消し、相互に助け合う「共生社会」を目指す▽原発ゼロ社会を目指し、再生可能エネルギーを推進―など6本を柱に掲げた。来夏の参院選道選挙区には2人の公認候補を擁立し、他の野党とも連携して2議席確保を目指す。

 終了後、会見した逢坂代表は今春の国政の三つの補選で「いずれも、わが陣営が勝利した。今の政治は決して良い状況ではない。新たな力が次の政治を担っていかなければならないという国民の思いの表れ」との認識を示した。次期衆院選に向けて「みんなの力を合わせ、心を合わせ、国民の思いに応えられるよう道連の役割を果たしていきたい」と抱負を語った。

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