旅行業の登録目指す 白老観光協会総会

旅行業の登録目指す 白老観光協会総会
21年度事業を決めた白老観光協会の総会

 白老観光協会は25日、2021年度通常総会をしらおい経済センターで開いた。事業計画では、白老駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)と民族共生象徴空間(ウポポイ)の連携による商業観光振興などを重点に掲げた。

 重点事業ではこの他、観光地域づくり法人(地域DMO)本登録実現に向けた観光戦略を策定し、近隣市町との広域連携や観光プロモーション活動などを展開する。また、旅行業登録の申請に向け、旅行商品開発や体験メニューを構築。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた地元観光業を支援するため、町や関係団体との連携で「しらおい満喫割事業」「観光にぎわい創出事業」などの実施を目指す。コロナ後の訪日外国人による観光需要回復を見据え、新たな観光資源の創出につながる事業にも取り組む。

 総会に先立ち、あいさつに立った福田茂穂会長は「コロナワクチンの接種も進み、景気回復の明るい兆しが見え始めている。観光需要回復への取り組みを進めたい」と述べた。

 任期満了に伴う役員改選で理事15人と監事3人を選出。後日、正副会長などを決める。

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