日高振興局 「ウニランプ」販売 殻を素材に加工

日高振興局 「ウニランプ」販売 殻を素材に加工
販売している3種類のウニランプ

 日高振興局は、日高産ウニの殻を素材に加工した卓上の「ウニランプ」を、インターネットと浦河、新冠両町の3店舗で販売している。ランプを加工、製品化しているのは、浦河町絵笛の障がい者支援施設浦河向陽園。同振興局社会福祉課は、日高の特産土産として浸透し、取り扱い店が増えることを期待している。

 同振興局は2年前、捨てられるウニ殻を有効利用しようと、試行錯誤してランプを試作。同年4月、札幌市の道庁赤レンガ前で殻付き春ウニを直売するイベントを開催し、会場で試作ランプを販売した。

 本格販売に向け、長年入所者が木工製品を作っていた浦河向陽園にランプを置く台座を依頼。同園は本格販売を目指して殻を処理し、殻の中に赤や青、黄色などに変化するLED(発光ダイオード)を入れて癒やし系の卓上ランプに仕上げた。

 ランプは3種類あり、500~800円。「ナイスハートネット北海道」のホームページで販売しているほか、浦河観光協会、新冠町の道の駅などで取り扱っている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る