道内23人感染 胆振で1人 デルタ株疑いの陽性者1人

道内23人感染 胆振で1人 デルタ株疑いの陽性者1人

 道などは29日、新型コロナウイルスの感染者を新たに23人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が50人を下回るのは9日連続。このうち10人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1394人、感染者は延べ4万1294人(実人数4万1200人)となった。また、札幌市はデルタ株(インドで最初に確認された変異株)の感染疑いの陽性者を1人(40代男性)確認したと発表した。道内でデルタ株の感染疑いが判明したのは初めて。

 死亡を確認したのは、札幌市が3人(70代男性と80代女性2人)、道が居住地非公表の2人(70代男性と80代女性)。日別の死者数が10人を下回るのは6日連続となった。

 道は、4人の感染を確認。内訳は胆振管内1人のほか、石狩、空知、十勝3管内各1人。

 札幌市は、15人の感染を確認。市内のグループホームで新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員ら5人の陽性が判明した。

 函館市は、4人の感染を確認。介護事業所で5人の陽性が判明し、クラスターとなった。

 道内で治療を終えて回復したのは3万8782人。29日現在の患者数は1118人で、重症は30人。28日時点の入院患者の病床利用数は、前日から18床減の544床となっている。

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