苫小牧工業高校土木科の3年生5人が、市の「都市再生コンセプトプラン」に着目し、まちなか再生に向けた事業提案を目指している。市中心部の現地調査やまちづくりに関わる人たちとの対話を重ね、市も講師派遣などでサポートしながら、若者たちによる新たなまちの魅力創出に期待を寄せている。
自分の学びたいテーマを選び、1年間通じて行う同校の「課題研究」授業の一環。5人はテーマ選びに悩む中、市が昨年度策定した同プランを見つけ、説明を依頼した。市も「若い世代にプランを知ってもらうよい機会になる」と快諾。まちなかの活性化を市民主体で話し合う「T.O.P会議」の協力も得て、毎週月曜日の授業時に、生徒たちと意見を交わしている。
6月28日の授業では、同会議メンバーで子育て世帯中心の市民グループの荒井智子代表が講師を引き受け、「短所も見方を変えれば長所になる。『こうなったらよい』と思ったことを取りあえず言葉にしてみて」などとアドバイスした。
生徒たちはすでにJR苫小牧駅周辺の現地調査も実施。南川悠月さん(17)は「活動をきっかけにまちのことをよく調べるようになり、おいしい料理店も発見できた。生まれも育ちも苫小牧だけど、知らないことが多かった」と語る。リーダーを務める渡辺倫さん(18)は「誇りを持って住めるまちについて、何が必要かを考えていきたい」と意欲を見せた。
市は「良い提案を市の政策に生かしたい」と関心を寄せ、活動を見守っている。
















