鵡川農業協同組合(JAむかわ=長門宏市代表理事組合長)は、むかわ町社会福祉協議会(佐藤俊博会長)に立ち上がる際の動作を補助する片手すり「たちあっぷ」、収納式ベッドなど介護用品9品を寄贈した。6月30日に町役場に併設する産業会館でセレモニーが行われ、目録を手渡した。
JAむかわで行う社会貢献事業。今回寄贈したのは、たちあっぷ、両手すり、ケアスロープ各1品と収納式ベッド、ベッドパイプ、ベッドパイプグリップを2品ずつで総額約30万円相当。同組合の寄贈は今年度で8年連続。長門組合長は「町民の皆さんに活用していただきたい。少しでも社会福祉のお役に立てば」と話した。
寄贈品は希望する町民に無償で貸し出す。佐藤会長は「高齢化社会で在宅介護のケースが増加し、介護用品なしには困難な状況にある中、社会ニーズを察知した介護用品の寄贈は有用。住民福祉の向上に活用していきたい」と感謝した。

















