登別市内で昨年6月に死亡した中学1年の男子生徒について、市教育委の第3者委員会が他生徒からのいじめを一因に自殺した―と認定した調査報告書を受け、市教委は1日、再発防止策を公表した。
今年3月に第3者委・市重大事案対策委員会から市教委へ提出された調査報告書では、死亡した男子生徒が学校の部活動などの際に受けたからかいをいじめと認定。いじめを含むさまざまな要因が絡み合って自殺したと認定した。市教委はこれを受けて再発防止策を取りまとめた。
対策としては、教職員の生徒指導力の向上、いじめへの早期対応に向けた教育相談体制の充実、部活動状況の徹底把握―などを示した。また、「市いじめ・不登校等対策会議」を立ち上げ、学校への指導助言、教職員の指導力向上研修などを実施するとした。

















