北洋大女子バスケットボール部が3日に札幌市などで開幕する第71回北海道大学バスケットボール春季選手権大会に出場する。昨春に創部した同部が初陣に挑む。曽根有紗主将(2年)は「1年目のチームとしてインパクトを残したい」と抱負を語った。
大会には男子21、女子19チームが出場。男女各5ブロックに分かれてリーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出する。北洋大は国学院短期大と教育大岩見沢、同函館がいる予選Cリーグに入った。初戦は3日、国学院と対戦する。
同部は昨年4月に創部し、曽根主将ら2人で活動開始。今年度5人の新入生が入部し、大会出場が可能となった。
チーム内の5対5ができない中で、連係を深める練習を重ねてきた新チームの初陣となる大会。司令塔のポイントガードを務める渡邊あゆみ副主将(1年)は「守備のローテーションは声を掛け合いながらできてきている」。同じくポイントガードの高橋こはく(同)も「互いのプレースタイルが分かってきてタイミングが合ってきた」と着実なレベルアップを実感している。
ユニホームも完成した。一ノ瀬和之ヘッドコーチ(HC)がデザインを考案。白と青、緑を用いて「北海道をイメージした」(一ノ瀬HC)。パンツのサイドラインにはフクロウをかたどったアイヌ文様もあしらった。「全国大会に出場したときには北海道のチームとしてアピールしたい」と強調する。
2部昇格を懸けた秋季リーグに向けて立ち位置を確認する機会とあってメンバーの士気は最高潮だ。曽根主将は「チームとして固まってきた。予選は全勝を目指したい」と力強く語った。

















