1日付で国交省北海道開発局長に就任した橋本幸(こう)氏は2日会見し、「北海道の価値を生み出す地方を守りたい」と抱負を語った。
本道は食糧自給と観光資源が日本一とし、「北海道の地方部は唯一無二の『生産空間』」と強調。「インフラ投資を費用対効果で判断すると、地方は都市部に比べて投資が遅れるジレンマがある。費用対効果だけでは計れないものもあり、それが最大の課題」との認識を示した。
道開発局は今年開局70年。治水、道路、港湾、農業基盤などのインフラ整備で暮らしと産業の利便性を向上、道民の命を守り支える。「何十年にもわたり大勢の人が使うので事業額も大きい。予算の原資は税金。道民の皆さんにいかに理解を頂くか、コミュニケーションを深めていきたい」とも。
コロナ禍で構築されたリモート業務は広大な本道には有効と語り、「ポジティブな考えや価値観を持った組織にしていきたい」と強調した。JR北海道に出向経験があり、新幹線延伸に伴う札幌駅周辺の再開発事業に携わった。
1992年4月旧北海道開発庁採用。小樽開発建設部長、JR北海道執行役員総合企画本部副本部長を経て前職は北海道開発局建設部長。石狩管内当別町出身。北大大学院工学研究科修了。56歳。
















