ウトナイ湖サンクチュアリ40周年、初代レンジャーの安西さんが市長表敬

ウトナイ湖サンクチュアリ40周年、初代レンジャーの安西さんが市長表敬
勇払原野のラムサール条約登録に向けた協力を呼び掛ける安西さん

 日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリの開設40周年を記念し、初代レンジャーの安西英明さん(65)が2日、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長と懇談した。同会が働き掛けてきた勇払原野のラムサール条約登録について、安西さんは「機は熟した」と改めて、市に協力を求めた。

 現在は同会本部の主任研究員を務める安西さん。1981年のサンクチュアリ開設時から8年間のレンジャー勤務を懐かしみ、「(全国初のバードサンクチュアリ指定は)民間の運動に行政が理解を示した歴史的一歩で、アジアの見本になった」と強調した。

 その上で、勇払原野の弁天沼を含む湿地帯で道が試験的に進める遊水池(河道内調整池)整備計画に触れ、同原野もラムサール条約登録を受けられるよう、市に主体的に動くよう迫った。

 岩倉市長は「遊水池は道のマター。丁寧にやらないと難しい」と述べつつ、「開発地域だから(ラムサール条約に)なじまないという時代ではない。多様性が問われる」と前向きな姿勢を示した。

 安西さんはサンクチュアリ開設40周年記念事業に合わせ、6月30日から今月4日まで苫小牧に滞在している。

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