市民後見人の担い手確保 来月から養成講座、9日に事前説明会

市民後見人の担い手確保 来月から養成講座、9日に事前説明会

 成年後見制度に関する相談対応や普及、啓発に取り組む苫小牧市成年後見支援センターは8~9月、市民活動センターで市民後見人養成講座を開く。地域住民同士の支え合い活動を推進するため、市民後見人を増やしたい考え。9日には市民活動センターで講座内容や制度を紹介する事前説明会が行われる。

 同制度は認知症や精神、知的障害などで判断能力が十分ではない人に代わり、後見人が財産管理や身上監護などを担うことで病気の人や障害者の権利を擁護する制度。従来、後見人は弁護士や社会福祉士などの専門職が務めることが多かったが、研修を受けて知識を得た一般市民も市民後見人として活動するケースが増えている。

 市内では、市社会福祉協議会内の同支援センターが市民後見人の養成に取り組む。2014年度の養成開始以降、145人が研修に臨み、うち91人が市民後見人として実際に活動する意志を持って登録。現在、市民後見人として実際に活動しているのは24人で、受任数は37件に上る。

 養成講座は、仕事をしている人も受講しやすいよう土曜日に開く。8月7日から9月11日までの全5回(8月14日は休み)。午前9時半~午後5時で、成年後見制度に関する法的な知識や市民後見人の役割、障害がある人や高齢者との接し方などを学ぶ。市内の福祉施設での実習も予定している。

 同支援センターの榎本洋江センター長は「市民後見人は同じ市民という立場から支援を必要としている人の生活に寄り添い、本人の意志を代弁する役割を担う。特別な資格や知識がなくても活動できるので、関心を持ったらまず説明会に足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 事前説明会は、9日午後1時半から。

 説明会や講座への申し込み、問い合わせは同支援センター 電話0144(38)7291。

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