道内67人感染胆振はゼロ 札幌でデルタ株疑い3例目

道内67人感染胆振はゼロ 札幌でデルタ株疑い3例目

 道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに67人確認したと発表した。日別の新規感染者が50人を上回るのは6月20日(52人)日以来、17日ぶり。このうち32人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ4万1596人(実人数4万1500人)となった。

 死者の発表はなかった。道内の死者は累計で1411人。日別の死者が確認されなかったのは4月5日以来、約3カ月ぶり。

 道は20人の感染を確認。内訳は、オホーツク管内9人、石狩管内4人、十勝管内3人、留萌管内2人、釧路、渡島両管内各1人。胆振管内はゼロだった。既存クラスター(感染者集団)では、網走市の日体大付属高等支援学校で1人増の計16人に感染が拡大した。

 札幌市は33人の感染を確認。10代の女性専門学校生が、デルタ株(インド由来の変異株)に感染した疑いがあると発表した。道内でのデルタ株への感染疑いは3例目。

 函館市は、9人の感染を確認。私立中学校の寮で生徒ら13人の陽性が判明し、クラスターとなった。

 旭川市は、5人の感染を確認。市内の建設会社でクラスターが発生し、従業員6人の陽性が判明した。

 道内で治療を終えて回復したのは3万9685人。7日現在の患者数は500人で、重症は前日から1人減って17人。6日時点の入院患者の病床利用数は、前日から24床減の333床となっている。

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