安平町教育委員会は10日、2023年度に開校する小中一貫義務教育学校の建設予定地(現早来小学校)に整備するすずらんの丘で「すずらんあそびフェスタ!」を開いた。
町教委で取り組んでいる「遊育(ゆういく)事業」と、新たな学校が掲げる「地域に開かれた学校」をコラボレーションさせ、学校敷地内にある丘の利用方法を地域住民に考えてもらおうと企画した。
会場には拳玉やこまを使った遊び、木工クラフト、たき火、穴掘りなどの体験コーナーが設けられ、子どもから大人まで幅広い年代の町民が、遊びを通して丘へのイメージを膨らませた。
参加者は、観光名所としてのPR、青空教室、カフェの開催などを希望する声を寄せ、「どんなものがあったらいいか」の問いには巨大ブランコや滑り台、ターザンロープ(ロープを使って滑空する遊具)などを挙げた。
町教委は、今回の意見を「新しい学校を考える会」での検討材料にする考え。「この場所に学校が建つということ、すずらんの丘になることを知ってもらえたら」と話しており、今回の様子を町の「あびらチャンネル」でも放送する予定だ。

















