苫漁協 毛ガニ籠漁が初水揚げ、初日は5.4トン、「大漁」市場は活気

苫漁協 毛ガニ籠漁が初水揚げ、初日は5.4トン、「大漁」市場は活気
毛ガニを初水揚げする漁業者=12日午前8時30分すぎ、苫小牧港・西港漁港区

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)の毛ガニ籠漁は12日、苫小牧港・西港漁港区で初水揚げがあった。初日は漁船16隻で約5・4トンを漁獲し、前年初日と比べて倍以上の大漁。市公設地方卸売市場内は活気に満ちあふれた。

 胆振太平洋海域(室蘭市―むかわ町)の毛ガニ籠漁は今年、漁期は10日から8月20日までで、漁獲枠は前年比16トン増の94トン。厳しい対策により資源が順調に回復している。このうち苫小牧漁協は16隻で操業し、漁獲枠は同5トン弱増の27・3トン。近隣漁協と調整し、初水揚げを12日に設定した。

 11日朝に苫小牧沖合25キロほどの海底にカニ籠を仕掛けた上、12日未明から早朝にわたって籠を引き上げ、同午前8時30分ごろから初水揚げ。漁業者らは市公設地方卸売市場に次々とカニを運んで計量した。

 初競りで「大」(甲長10センチ以上)は1キロ当たり卸値5611円、「中」(同9センチ以上)は同5000~3589円などで取引。新型コロナウイルス感染拡大で魚介類の価格低迷が続く中、平年並みでまずまずのスタートになった。

 カニ籠漁業部会長の高島正司さん(50)は「初日から大漁。順調であれば25日ごろに漁は終わりそう」と笑顔を見せ「カニは大ぶりで、甘くておいしい。コロナに負けず漁獲していきたい」と話していた。

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