日本競走馬協会が主催する国内最大のサラブレッド競り市「セレクトセール」が12日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで始まった。今年は1歳馬、当歳(0歳)馬計489頭がエントリーし、同セール最後となるディープインパクト産駒も4頭上場。初日午前はうち1頭が3億円で落札されるなど、競り会場の熱気は早くも最高潮に達している。
今年も昨年同様に新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、入場者は事前登録の購買予定者や報道関係者らに限定して実施。昨年初めて行った電話による競りをやめる代わり、同セールとしては初めてオンラインビッド方式を導入した。12日は1歳馬、13日は当歳馬の競りを行う。
初日は午前10時に開幕し、中央競馬でG17勝を挙げ、2019年7月に急死したディープインパクトの産駒「ゴーマギーゴーの2020」(1歳牡馬)から競りがスタートした。「2億円」の掛け声で始まり、1000万円単位で値が上がり、3億円で落札されると、会場内は独特の高揚感に包まれた。
同協会の吉田照哉会長代行は主催者あいさつで「今年は700人もの購買登録を頂いた」と注目度の高さを喜び「昨年はセール出身馬が国内外のG1を7勝するなどレベルも上がっている。セールから世界に羽ばたく馬を見つけて」と呼び掛けていた。
同セールはノーザンファーム(安平町)、社台ファーム(千歳市)をはじめ、胆振や日高、石狩の牧場で生産された国内トップの良血馬が上場されるため、国内外から注目を集めている。昨年もコロナ下で開催したが、上場475頭の落札432頭で、落札総額は歴代2位の約187億円を記録した。
















