安倍晋三前首相(66)は11日、苫小牧市内のホテルで講演を行った。自民党の堀井学衆院議員の政経セミナーに講師として招かれ、約500人の出席者を前に首相時代の経済、外交政策などについて語った。
安倍氏は新型コロナウイルスの影響について「コロナ禍の中、失業率が3%と先進国の中では最も低い状況を維持できている」とし「大切な基盤が崩れないように大胆な支援をやっていかなければならない」と述べた。
自身の経験として、2007年に第1次安倍政権で首相を辞任後、挫折を味わったが再起を決意し、12年12月の衆院選で政権を奪還。「アベノミクスを推進し、外交面では日米同盟の強化を推進した」と実績を強調した。
衆院選に向けては「(自民党に)厳しい風が吹いている。都議選の結果を謙虚に受け止めないといけない」と引き締めを図った。道9区は室蘭市で製鉄業、苫小牧市で製紙業や自動車製造業の企業が立地しているとし、「製造業にとって安定的な電力供給が不可欠。原発が停止する中、このままでいいのか、堀井さんは正面から議論を行っている」と支持を訴えた。
















