自身の半生つづった初の作詞曲完成 苫小牧在住歌手の立花美樹さん、デビュー55周年へ「歌い続ける」

自身の半生つづった初の作詞曲完成 苫小牧在住歌手の立花美樹さん、デビュー55周年へ「歌い続ける」
活動への意欲を高めている立花さん

 苫小牧市在住の歌手立花美樹さんが、初の作詞曲「夢舞台」を完成させた。歌の世界に飛び込んだ16歳の時からの半生をつづった演歌で現在、カラオケ動画がインターネット配信されている。今秋にレコーディングを予定しており、立花さんは「来年、歌人生55周年。これからも声が続く限り歌い続けたい」と語る。

 「夢舞台」の歌詞は3番まであり、1番は母の涙を振り返りながら民謡の大家千葉勝友さん、3代目津軽家すわ子さん夫妻に弟子入りした時の心境を描写。2番はかつての恋愛、3番にはつらく厳しい芸道を生きてきたことを回顧し、これからも力強く歩み続ける決意を表現した。

 立花さんは16歳で民謡の世界に進み、民謡歌手として活動を重ねた後、1984年に演歌歌手デビュー。華やかで力強い歌唱で人気を集め、苫小牧にちなんだオリジナル楽曲も発表してきた。歌手人生半世紀を過ぎても精力的に地域のイベントや祭り会場のステージに立ち続けてきたが昨年春以降は、新型コロナウイルスの影響で活動の停滞を余儀なくされた。

 気持ちがふさぎがちだった昨年秋ごろ、立花さんの歌声動画を見て、ファンになったという大阪市の作詞作曲家K/Zenna(ケイ・ゼンナ)さんから「自分が作った曲を歌ってほしい」という申し出があった。思いがけぬ打診に最初は戸惑ったが「55周年に向けた弾みにしたい」と、提供された「女の篝火(かがりび)」と「思い出話」の2曲を自身のオリジナル曲として歌うことを決めた。新曲は約20年ぶりという。

 さらにケイ・ゼンナ氏から「これまでの歩みを振り返った歌詞で1曲作ってみては」と誘われ、自身初の作詞にも挑戦。やりとりを重ねてケイ・ゼンナ氏の作曲で「夢舞台」が完成し、3月からインターネット回線を使った配信サイト「うたスキ ミュージックポスト」でカラオケ動画の配信が始まった。

 今秋、「夢舞台」と、提供された2曲のレコーディングを実施。来年は新たな3曲を引っ提げ、歌人生55周年の記念イベントの開催を構想する。

 立花さんは「50年もやってきたから、派手なことはもういいかな―とも思ったが新曲に後押しされ、頑張ろうという気持ちになった」と笑顔。「自分が歌うことで誰かを元気づけられればうれしい」と力を込めた。

 楽曲に関する問い合わせは立花さん 携帯電話090(3892)6361。

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