東京電力福島第1原発周辺の「汚染廃棄物対策地域」で発生した高濃度PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物について、環境省は13日、室蘭市の中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)北海道PCB処理事業所でPCBを低濃度に処理にした後、同省が福島県に持ち帰って再処理する方針を明らかにした。同事業所で処理後の低濃度PCB廃棄物のうち安定器などの分離処理物は今年2月からJX金属苫小牧ケミカル(苫小牧市勇払)に搬入、無害化しているが、担当者は「対策地域の廃棄物を(苫小牧に)持ち込むには法令上の追加的な対応が必要で、持ち帰ることが効率的と判断した」と述べた。
同日、室蘭工業大学副学長の船水尚行氏が座長を務める「廃棄物処理事業監視円卓会議」が同事業所であり、同省は対策地域に指定された福島県内11市町村の高濃度PCB廃棄物について、変圧器・コンデンサーは今年度以降、安定器などは2022年度以降に同事業所で処理する案を提示した。
また、同事業所に搬入する廃棄物は「日常的に触れたとしても安全性が十分確保される値」である1平方センチ当たり4●【ab79】以下であることなどを確認するとしており、20日にも室蘭市内で住民説明会を開く予定。
















