苫小牧市内の路線バスをはじめ、道南バスの運行情報などを表示する電光掲示板(デジタルサイネージ)が、JR苫小牧駅南口のふれんどビル(表町)や病院、公共施設に設置された。利用者からは「バスの遅れも分かり、すごく便利」と好評だ。
道南バスが5日から導入したバスロケーションシステム「バスキタ! 道南バス」に連動したサービス。バスキタは各バスにGPS(全地球測位システム)を搭載し、10秒置きに路線バスや都市間高速バスなどの運行状況をスマートフォンなどで確認できる仕組み。電光掲示板はスマホを使えない人向けで、周辺停留所のバス到着予測時刻などを随時表示する。7日から計9カ所に設置された。
ふれんどビルで掲示板を見ていた啓北町の主婦佐藤英子さん(72)は「これまでは駅前に複数あるバス停の時刻表を一つ一つ回っていたが、今後はこれを見るだけでいいからとても楽」と喜ぶ。「バスが来る時間だけでなく、遅れや停留所の場所まで書かれていてすごく便利」と笑顔を見せた。
豊川コミュニティセンター(豊川町)に証明書類を取りに来たという弥生町の会社員女性(50)も「画期的ですごい」と便利さに目を見張った。「設置に費用は掛かるかもしれないが、さまざまな施設に増やしてほしい」と要望する。
一方、設置場所の一つである王子総合病院(若草町)の渡辺公明総務課長は「見ている人はまだ少ないように思う。認知度向上に向け、周知が必要では」と話した。市の担当者は「今後、市の広報誌や公式サイトでも、知らせていきたい」としている。
掲示板の管理や設定を担当する道南バスの桝田駿さんは「デジタルサイネージの利便性は施設の集客にもつながる。今後も要望の声があれば設置を検討したい」と話した。
市内で他に設置されているのは▽総合体育館(末広町)▽沼ノ端コミュニティセンター(沼ノ端中央)▽沼ノ端交流センター(北栄町)▽アブロス日新温水プール(日新町)▽のぞみコミュニティセンター(のぞみ町)▽道南バス錦西営業所(錦西町)の6カ所。JR苫小牧駅北口、沼ノ端駅、市立病院の3カ所は現在調整中。
















